示談書の作成

保険会社から請求をする場合には、示談書の作成が必要になります。まずは必要書類などを揃え、それから保険会社に示談案を提出します。提出してから交渉を行い、被害者の案が通れば示談書を作成してもらえるのです。しかし、被害者と保険会社の交渉では、なかなか被害者が請求した内容の金額を支払ってもらうのは難しいと言えるでしょう。

そのため、通常被害者は弁護士に依頼して交渉をしてもらうのです。そうすることで弁護士基準の示談金を支払ってもらえる可能性が高くなります。ただし、被害者はできるだけ多くの示談金をもらいたいと考えているので、必要以上の金額を請求してしまうこともあるでしょう。このような交渉方法では、弁護士であっても止めるのが難しくなります。

あくまで必要不可欠な金額を請求することが重要になります。しかし、保険会社は支払いを減らしたいので、被害者に非があったと言ってくることが多いでしょう。このような場合に弁護士の力が必要になるのです。示談書を交わすことができたら、問題ないかよく確認して署名や捺印をします。これで示談金を受け取ることができるので、後は指定の口座に振り込まれるまで待ちましょう。これが交通事故の示談でお金を受け取るまでの流れです。

書類を集めておく

よく被害者の中には、自分は被害者だからと傲慢になり、加害者を脅迫するような形でお金を支払うように言ってくる人もいます。しかし、これは被害者が不利になるので、絶対に行ってはいけません。まず示談金を受け取るには、これだけ費用がかかったと証明することが重要です。そのためには診断書や明細書などの書類を集めておきましょう。

交通事故の状況によって変わってくるのですが、最低でも診断書、車を修理した明細書、診療報酬の明細書、後遺症があれば後遺症の診断書は必要不可欠です。これは加害者と交渉する場合も、保険会社と交渉する場合も必要になります。このような書類がないと、弁護士でも交渉をするのは難しくなるでしょう。他にも事故の程度によっては請求できる料金も種類も変わってくるので、使用したお金を証明できる書類は必ず保管しておきます。

書類がきちんと揃ったら、計算をして総合金額をメモしておきましょう。しかし、素人では不明な点もたくさんありますし、場合によっては請求できない分まで請求してしまうこともあれば、逆に請求できる金額を請求しないというケースもあります。このようなことがないように、大半の人は交渉時に弁護士へ相談するのが一般的でしょう。